益城中1年・2025年度2学期実力テスト 理科・出題内容分析と振り返り
益城中学校1年生の皆さん、実力テストお疲れ様でした!
今回のテストは、生物の「動物の分類」と、物理・化学の「物質の性質」について、知識の定着度と思考力を問う問題がバランス良く出題されましたね。
動物の分類:基礎知識の定着度を確認する問題
この問題では、動物の基本的な分類である「脊椎動物」の各グループ(魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の特徴をしっかりと覚えているかが問われました 。
- (4)卵生の動物: メダカ、カエル、ハト、トカゲは卵で生まれる卵生動物です 。
- (5)胎生の動物: サルは母親の体内で育ってから生まれる胎生動物です 。
- (6)陸上生活でのうろこの利点: トカゲの体表にあるうろこは、陸上で生活をする上で、体内の水分が蒸発するのを防ぐのに役立ちます 。このように、体のつくりが陸上生活にどのように適応しているかという理由まで答えられるようにしておくことが大切です。
物質の性質:実験結果を考察する問題
このセクションでは、金属の性質を調べる実験を通して、
密度の概念を理解しているかが問われました 。
- (3)密度の計算: 金属球Xの質量(28.0g)と、水面の上昇から読み取った体積(4.0㎤)を使って密度を計算する問題は、密度=質量÷体積の公式を正確に使えるかを確認するものです 。
- (5)物質の特定: 計算した密度(7.0g/㎤)の値が、表に示された金属(銅、鉄、亜鉛、アルミニウム)のどれに当てはまるかを判断する問題は、物質にはそれぞれ固有の密度があるという性質を理解しているかを試しています 。この問題を間違ってしまった人は、計算だけでなく、結果が何を意味するのかを考える習慣をつけましょう。
今後の学習に向けて
今回の理科のテストは、実験の手順や結果から、科学的な法則や物質の性質を導き出す力が重視されていることがわかります。
特に、「なぜその実験をするのか」、そして「その結果から何がわかるのか」を考えることが重要です。
さくらゼミナールましき校では、教科書の内容を単に暗記するだけでなく、実験の目的と結果を結びつけて考える練習をサポートしています。
日々の学習で実験の図やグラフに積極的に注目し、そこに隠された「なぜ」を考える習慣をつけましょう。
今回のテストで得られた経験を活かし、次のテストに向けて一緒に頑張りましょう!