益城中2年・2025年度2学期実力テスト 社会・出題内容分析と振り返り
益城中学校2年生の皆さん、実力テストお疲れ様でした!
今回のテストは、江戸時代の政治・経済・文化から現代の社会問題まで、幅広い分野から出題されました。
特に、複数の資料を読み解き、原因と結果を考察する問題が多かったですね。
江戸時代の産業:資料から変化を読み解く問題
江戸時代の農業の変化や、商業の発達について問われました。
- (1)の①:紅花や木綿など、販売を目的として栽培された作物を商品作物と呼ぶことを問う問題でした 。
- (2)の②:金貨の原料となる金を産出した佐渡金山はア、銀貨の原料となる銀を産出した石見銀山はウの位置にあることを正確に覚えているかを確認する問題でした 。
江戸時代の政治改革:政治家の目的と結果を理解する問題
徳川吉宗や田沼意次など、江戸時代の有名な政治家が行った改革について問われました。
- (1)と(2):徳川吉宗の改革を享保の改革、田沼意次の改革を田沼の政治と呼ぶことを問う問題です。
- (4)百姓一揆の発生件数:資料を見て、百姓一揆や打ちこわしが**「生活が苦しくなったとき」**に増加したことを読み取る問題は、資料から原因と結果を考察する力が試されました 。
今後の学習に向けて
今回の社会のテストは、歴史上の出来事を単に暗記するだけでなく、その背景にある「なぜ」を深く掘り下げ、資料から情報を読み取り、論理的に考察し、自分の言葉で表現する力が非常に重視されていることがわかります。
特に、政治・経済・社会・文化がどのように関連し合って歴史が動いたのかという多角的な視点を持つことが重要です。
さくらゼミナールましき校では、これらの力をバランス良く伸ばすための指導を行っています。
日々の学習で教科書や資料集の図やグラフにも積極的に目を通し、それぞれの出来事がどのように繋がり、どのような結果を生んだのかを考える習慣をつけることを勧めています。
今回のテストで得られた経験を活かし、次のテストに向けて一緒に頑張りましょう!