益城中2年・2025年度2学期実力テスト 理科・出題内容分析と振り返り

益城中学校2年生の皆さん、実力テストお疲れ様でした!
今回のテストは、細胞や植物の働き、そして化学変化と物質の質量に関する問題が出題されました。
実験結果を考察する問題が多く、教科書の内容を丸暗記するだけでなく、論理的に考える力が試されました。

植物の細胞と働き:実験の目的と結果を結びつける問題

細胞の構造や、植物の光合成・呼吸・蒸散といった重要な働きを、実験を通して理解しているかが問われました。

  • (1)BTB液に息を吹き込んだ理由:息には二酸化炭素が含まれており、これをBTB液に吹き込むことで、液が中性(緑色)から酸性(黄色)に変化します。これは、光合成で二酸化炭素が吸収されることで液の色が変化する様子を観察する準備でした 。
  • (7)蒸散の量とワセリン:試験管Bは葉の表側にワセリンを塗り、試験管Cは葉の裏側にワセリンを塗りました 。試験管Bの水の減少量が多かったことから、蒸散は主に葉の裏側から起こっていることがわかります 。

化学変化と質量の法則:実験の考察力

質量保存の法則に関する問題は、化学分野の基礎です。

  • (2)と(4):密閉した容器で化学反応を起こしても、容器全体の質量は変わらないという質量保存の法則を理解しているかを確認する問題でした 。一方、ふたを開けると、発生した気体が容器の外に出てしまうため、全体の質量は小さくなります 。

今後の学習に向けて

今回の理科のテストは、実験の手順や結果から、科学的な法則や物質の性質を導き出す力が重視されていることがわかります。
特に、「なぜその実験をするのか」、そして「その結果から何がわかるのか」を考えることが重要です。

さくらゼミナールましき校では、教科書の内容を単に暗記するだけでなく、実験の目的と結果を結びつけて考える練習をサポートしています。
日々の学習で実験の図やグラフに積極的に注目し、そこに隠された「なぜ」を考える習慣をつけましょう。
今回のテストで得られた経験を活かし、次のテストに向けて一緒に頑張りましょう!